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高額療養費制度とは医療機関や薬局の窓口で支払った額が、1ヶ月間（毎月1日から末日まで）で一定額を超えた場合に、その超過額が払い戻される健康保険の仕組みです。

（入院中の食事や差額ベッド代、先進医療費等は含みません）

年収による上限は以下の通りです。（世帯ごと）

年収約370万円以下…57,600円

年収約370万円〜約770万円…80,100円+（医療費−267,000円）×1％

年収約770万円〜約1160万円…167,400円+（医療費–558,000円）×1％

年収約1160万円以上…252,600円+（医療費–842,000円）×1％

高額療養費制度を活用すると上記の計算になります。

計算式だとわかりづらいので、

例えば、医療費総額が1ヶ月に100万円かかった場合は自己負担額はいくらになるのでしょうか。

年収約370万円以下…57,600円

年収約370万円〜約770万円…87,430円

年収約770万円〜約1,160万円…171,820円

年収約1,160万円以上…254,180円

となります。

この金額を高いと思う人も安いと思う人もいると思います。

このくらいの金額なら保険はいらないんじゃない？と思われた方はいらっしゃるのではないでしょうか？

保険にお金をかけたくない方は多々いらっしゃると思います。

実際、高額療養費制度を利用することで大部分の医療費は賄えてると思います。

一方で、Point2 でご紹介した金額はあくまで1ヶ月でかかる医療費の上限です。

長期入院の場合や、仕事を休まなければいけない場合も考えましょう！