東京で老後資金がいくらかかるか心配… | FPに相談するなら | 新着情報 | TOP

よく年金では老後を過ごせないという話を聞きますよね。
では実際いくらくらい老後資金が必要なのでしょうか。
2018年総務省統計局の家計調査によると平均的な高齢夫婦の食費や生活費などの最低限かかる支出が23.5万円、税金や社会保険料で2.9万円と結果が出ています。
それに対して収入となる年金は20.3万円。すでに6.1万円の赤字です。
ただ生活をするだけでも毎月6.1万円、つまりは年間72.7万円ずつ貯金を崩していくことになります。
よって、趣味や旅行などゆとりをもって生活するためには毎月約14万円の切り崩しが必要というデータも出ています。
つまり、65歳から20年間生活すると考えるだけでも、14万円×12か月×20年＝3,360万円もの老後資金が必要となります。

3,360万円を65歳まで老後資金を積み立てる場合に月々の貯める金額は、

20歳から→3,360万円÷45年間÷12ヶ月＝約6.2万円
30歳から→3,360万円÷35年間÷12ヶ月＝8万円
40歳から→3,360万円÷25年間÷12ヶ月＝約11.2万円
50歳から→3,360万円÷15年間÷12ヶ月＝約18.7万円

と貯め始めるのが遅ければ遅いほど高い金額になります。
では、どうすればいいのでしょうか？

だから少しでも早くから、運用積み立てをする必要があります。
例えば、3%で運用した場合

20歳から毎月約6.2万円→毎月約2.9万円
30歳から毎月8万円　　→毎月約4.5万円
40歳から毎月約11.2万円→毎月約7.5万円
50歳から毎月約18.7万円→毎月約14.8万円

20歳から始めた場合は貯める金額は半分以下になりますね。
早ければ早いほど運用の成果は出やすいのです。