近年、自由な働き方の1つとして注目されている「フリーランス」で働いている方が増えています。
とはいえ、会社員と比べると公的保障が手薄のため、万が一の時に自分を守ってくれる民間の保険に加入することが大切です。
ここでは、どのようなリスクに備えるべきか、フリーランスの方にはどのような保険がおすすめなのかを解説しています。
▼フリーランスが加入しておきたいおすすめの保険
■所得補償保険・就業不能保険
就業中または就業時以外で起こった病気やケガで働けなくなった時の収入を補償してくれる保険が、所得補償保険です。
就業不能保険も目的は同様で万が一の病気やケガに備えるものですが、保険金額の設定方法や保険期間・保険金の受け取り方が異なります。
■収入保障保険
収入保障保険は、ご自身が亡くなった際や高度障害状態になった場合に年金形式で毎月保険金を受け取ることができる保険です。
遺された家族の生活費を、毎月サポートするための保険だと考えてください。
■損害賠償保険
損害賠償保険は、業務上起こりうるリスクに備えるため、または起きてしまった事故で請求された損害賠償への負担を軽減させるための保険です。
損害賠償は個人で支払えないような賠償金を請求されるケースもありますので、万が一のトラブルにも対応できるようにしましょう。
■個人年金保険
公的年金の上乗せとして私的に加入でき、老後の年金をご自身で準備する保険が個人年金保険です。
一定の年齢まで保険料を払い込むと、一定期間経過後か一定の年齢から年金形式または一括で受け取ることができます。
▼まとめ
フリーランスという働き方が増えている一方で、まだまだ公的な保障は追いついておらず民間の保険を上手に活用する必要があります。
特に、所得補償保険や就業不能保険・収入保障保険は傷病手当金が出ないフリーランスの方におすすめしたい保険といえます。
万が一の時に自分や家族を守るため、生活状況や仕事内容に応じて適切な保険で備えておきましょう。