就業不能保険と所得補償保険の違い

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病気やケガによって働けなくなり、収入が減ってしまうと不安になりますよね。
このような時に活用したいのが「就業不能保険」と「所得補償保険」です。
この2つの保険は収入の減少に備える保険で、それぞれの保険の内容が異なります。
今回は就業不能保険と所得補償保険の違いについて、解説いたします。
▼就業不能保険とは
万が一病気やケガで一定期間入院して収入が減ってしまった場合、毎月の生活費をまかなうのは難しいですよね。
就業不能保険に加入するとこのようなリスクを回避でき、入院した際に毎月一定額の就業不能給付金を受け取ることができます。
▼所得補償保険とは
所得補償保険とは病気やケガなどが原因で働けなくなり、収入が減ってしまったときに不足分をカバーする保険のことです。
期間内は保険金を受け取れるため、金銭的な不安を感じることなく治療に専念できるでしょう。
▼就業不能保険と所得補償保険の違いについて
■保険期間
就業不能保険は一般的に50~70歳前後のうち5年刻みで満期を選ぶことができ、保険料は契約時に設定した金額を受け取れます。
一方の所得補償保険は1~5年など短期の設定で、一定の年齢まで都度更新していく形式です。
そのため更新するごとに年齢が上がるので、保険料が上がっていきます。
■保険金額
就業不能保険は、契約者の職業や年収に応じて上限が設定されています。
また所得補償保険は平均月額所得を基準に、その50~70%程度に設定されるのが一般的です。
■取り扱う保険会社
就業不能保険は生命保険会社が提供しており、所得補償保険は損害保険会社が提供しております。
どちらも年齢や性別・職業などで決まりますが、就業不能保険は死亡保険・所得補償保険は自動車保険などと同じような仕組みです。
▼まとめ
就業不能保険と所得補償保険は、保険期間や保険金額・取り扱う保険会社が異なります。
収入が減少した分だけを補いたい方は就業不能保険を、すでに決まっている金額を安定して受け取りたい方は所得補償保険を選びましょう。
『株式会社Wells Insurance』はお客様一人ひとりに寄り添った対応をいたしますので、お気軽にお問い合わせください。